いつもそばに・・・

　　　　


愛犬ボロニーズが死んで３週間になります

家の中ががら～んとしてとても寂しいです
存在の大きさをあらためて感じています

でもまだ家の中にいるような
ふっと気配を感じたり
見つめられているように感じたり・・・

そう感じるのは、犬を飼う前に読んだ
１冊の忘れられない本の影響が大きいです


　　　


何度か犬を飼ったことがある筆者が
初めての小型犬との生活を書いたエッセイです

筆者は二匹のヨークシャテリア（兄弟犬）を飼いますが
一匹はすぐに病気で亡くなってしまいます
なので、本は残された一匹との生活が殆どです

共感するところがたくさんある
読みやすい本なのですが
読んだ当初から私の心に残っていたのは
あとがきの文章でした

二匹飼った事を知らない友達が
「リッキーみたいな犬がもう一匹いるの？」
と聞き、家の中をもう一匹リッキーと同じくらいの犬が走ってると

霊感があるほうなので、と謝る友人の言葉に
筆者は、死んだバッキーが家にいるのだと喜んだ


この本の数ページのあとがきが
ずっと心に残っていました
だからなんとなく
わが家のボロニーズも家にいるのでは
と感じてしまいます

なんといっても亡くなる数日前に私の夢の中で
「おうちがいい」と言ってくれた子ですから


話はかわりますが
知人の犬が、死ぬ前に腕の中でワン！と吠えて
まだ鳴く元気があったのねと思ったと聞いていました

わが家のボロニーズも亡くなる前日何度か吠えました
普段全く吠えないので
ちょっと悲しそうに吠えるその姿に驚きました


後日、獣医さんに吠えた話をしたら
もう話の途中から
「それ、お別れ。それね、お別れを言っているのよ」と

力が入らない中で
何度も言ってくれたお別れ・・・

思い出すたびに
最期まで何ていい子だったんだろうと
何度も声に出して褒めてます


　　　


いっぱいいっぱい
ありがとう




先日は、みなさんコメントありがとうございました